「真空保存すると、お米の水分が抜けて乾燥してしまうのでは?」
そんな疑問をいただくことがあります。
理科の授業で「気圧が下がると水は蒸発しやすくなる」と学んだ記憶のある方も多いでしょう。
確かに、山の上でお湯が低い温度で沸くのと同じように、気圧が低くなると水分は蒸発しやすくなります。
では、空蔵(KURA)で保存したお米は乾燥してしまうのでしょうか。
答えは 「いいえ」です。
その理由をご紹介します。
空蔵は「真空パック」とは異なる保存方式
スーパーのお肉やお魚の真空パックは、約-95kPa以上まで空気を抜き、フィルムが食材に密着するほど強く減圧しています。
一方、空蔵は約-35kPaの減圧密閉方式。
容器内の気圧を大気圧の約65%まで下げることで、酸化を抑えながら、ご家庭でのお米保存に適した環境をつくります。
完全な真空ではなく、お米の保存に最適なバランスを考えて設計されています。
密閉されているから、水分は抜け続けない
気圧が低いと水分は蒸発しやすくなります。
ただし、それは水蒸気が外へ逃げられる環境での話です。
空蔵は密閉容器のため、お米からわずかに水分が蒸発しても、その水蒸気は容器の外へ逃げることはありません。
容器内ですぐに湿度のバランスが保たれ、それ以上水分が抜け続けることはありません。
そのため、お米が乾燥し続ける構造にはなっていません。
シリカゲルが湿度もコントロール
空蔵の蓋には、専用のシリカゲルポケットを搭載しています。
余分な湿気を吸着することで結露やカビを防ぎながら、過度な乾燥も起こりにくい環境を維持します。
減圧による酸化対策と、シリカゲルによる湿度管理。
この2つを組み合わせることで、お米に適した保存環境を実現しています。
空蔵が守りたいのは、お米のおいしさ
お米の品質を損なう大きな原因は、乾燥よりも
- 酸化による古米臭
- 害虫の発生・繁殖
- 湿気によるカビや変色
です。
空蔵は約-35kPaの減圧密閉によって酸素や外気の侵入を抑え、お米本来の香りや甘みをできるだけ長く保てるよう設計されています。
※購入時点で虫の卵が混入している場合など、害虫の発生を完全に防ぐものではありません。ただし、低酸素環境により活動や繁殖のリスクを抑えることが期待できます。
ご家庭のお米保存に最適な減圧設計
空蔵は「強ければ良い」という考えではなく、ご家庭でお米をおいしく保存するために最適な減圧レベルを追求しました。
社内試験では、最大5か月の長期保存においても食味の安定を確認しており、減圧による乾燥で品質が損なわれることは確認されていません。
毎日食べるお米を、最後の一粒まで、おいしく。
そのための保存環境を、空蔵は目指しています。